自己破産

住宅ローンと自己破産

何らかの事情で消費者金融への支払いが不能となった場合、滞納をしていると金融業者
から督促がきます。一昔前のような厳しい取り立てはありませんが、粛々と法的手段を
講じてきます。そのような事態になる前に、こちらのほうから対処策を講じておくことが重要です。

借金問題を解決するにあたって一番多くの人が利用する方法は自己破産です。免責が認
められれば現在の借金がゼロになってしまうという、多重債務者には駆け込み寺のよう
な制度です。

かつては自己破産をして借金問題を解決した人が年間20万人以上もいましたが、現在
では年間7万人を少し超えるくらいの数です。これだけの人が借金で苦しんでいたとい
うことになります。

住宅ローンがあった場合

自己破産を考えている人の中で、もしも住宅ローンがあった場合、通常の自己破産とは
違った手続きになります。自己破産をする以上、保有している財産を破産管財人にすべ
て渡すこととなりますので、当然保有している住宅も売却されることとなります。

もしも自宅を売却するのが忍びないと考えるのなら、自己破産ではなく任意整理を選択
すべき
です。任意整理なら自宅を売却せずに、借金問題を解決することができます。

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オーバーローンとは

住宅を一括現金で購入する人はまずいませんので、たいていの人は住宅ローンを活用し
ていると思います。自己破産をする上で住宅を売却する場合、当然住宅ローンも残って
います。その住宅ローンの残高が住宅の評価額を上回っている場合を、オーバーローン
と言います。いわゆる担保割れです。

とくに住宅ローンの支払いに困窮して自己破産を申請するような場合、ローンの残高が
多く残っていることから、殆どの場合オーバーローンになるケースが多いです。こうい
った場合、競売などで住宅を売却しても、債務者の元には一円も残りません。

そのため、たとえ不動産があっても破産手続きでは無価値と判断され、多くの裁判所で
は同時廃止として手続きが進行していきます。